++十六茶++


「ゴメンね〜画面から出れないの〜私は二次元の女の子〜♪」


〜♪〜♪〜♪


「あ、メール」


【黒烏龍茶売ってねー
どうする?】


【ありがとうございます
じゃあ、お茶なら南でもいいです】



「せか〜いで〜一番お姫様〜♪」


〜♪〜♪〜♪


「カズナ君にしては返信時間掛かったなあ」



【南でもってなんだよ! 「何でも」だろ!
すっげー考えちまったじゃねえか!
めんどくさがってねーで、変換くらいちゃんとしろバカ、馬鹿、莫迦!】


【馬鹿に色んな種類があるって知れてよかったですね
誰かさんより賢いんじゃないですか?カズナケータイはv】


【今まで一回も使った事のないハートマークをこんなとこで使うな!
とりあえず、買ってくのは十六茶にするからな】


【ありがとうございます
お茶なら何でも好きだから大丈夫です】


【いや、お前ならぜったい気に入る】

【?】


〜♪〜♪〜♪


「添付ファイル付き?」




【アマチャヅルはリズバーン先生です(いっこだけオールカタカナだから)】


「アハハハハハハッ!!」


ピッポッパ


「カズナ君、さいっっっこう!!」

「ウケた? ウケた?」

「大ウケですよ! じゃあ、あれですね、熊笹はヒノエですね!
あ、しかも『十六』茶だ! アハハハハ!!」


「お前はホント、こういうネタ弱いなあ」

「あー、笑った笑った。この画像保存しとこーっと♪
ありがとうございます、カズナ君。気を付けて帰ってきてくださいね」


「おー」


ピッ


「……君のことニッコニコにし〜てあげる〜♪」


だからちょっと 覚悟をしてろよな〜♪


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